学生時代からの友人だった彼に告白され、交際を始めたのが今から4年前です。

お互いの職場や家が近いこともあり、学生時代の友人たちも交えしょっちゅう集まっては遊びに行ったり、宴会を開いていました。仲間うちの中でも、特に仲の良かった私たちは居心地のいい、友人以上の関係を築いていました。

そんな彼から告白をされたことに驚きもしましたが、結婚するならこの人しかいないと思っていないと思い交際がスタートしました。

友人から恋人同士の関係になっても順調そのもので、あっという間に3年が経ちました。このまま結婚するのだろうなと思っていた矢先、3年目を迎えた日に彼からプロポーズをされ「ました。交際を始める際に告白された時よりも、嬉しい気持ちで涙を流しながらプロポーズを受けました。

その後は両家に挨拶周りと結納を済ませ、来年の記念日に式を挙げることになりました。

友人や職場に結婚報告をし、新居への引っ越し準備など進めるなか、彼の様子がおかしいことに気付きました。時々連絡がつかなかったり、彼の家に行くことを断られたり、なにより一緒に過ごす機会が減った気にかかりました。入籍後に新居に引っ越す予定だったので、このまま不信感を抱いたまま同棲を始めるのは気が引けます。彼のことを信じていないわけではないけれど、どうしても気になってしまい、東京興信所に思い切って彼の浮気調査を依頼しました。

2週間もあれば何か動きがあると思い、その期間内で彼の動向を探ってもらいました。

結果を聞くまで心もとない日々を過ごしつつ、結婚式の準備を進めました。その間、彼の様子は変わらずどこかよそよそしいままでした。

調査を依頼し、担当してくださった方と待ち合わせて調査結果の報告を受けました。

結果として、彼は浮気をしていませんでした。むしろ、彼は私のために動いてくれていたことが分かりました。結婚が決まってからというもの、彼は仕事が終わると友人が働くバーでアルバイトをし、新婚旅行に行くための旅費を貯めようとしてくれていました。さらに、学生時代の仲間内でこっそりと結婚式に向けた余興の練習もしていることも分かりました。

調査に関する資料を見聞きしながら、私は彼に対しどうしようもなく申し訳ない気持ちになりました。

彼がこんなにも自分の時間を尽くしてくれているのに、私は彼を信じることができなかったのです。

このことは彼にも誰にも言えずにいましたが、こちらで事例として紹介させていただくことで、彼に対する罪悪感と愛しさを忘れずにいたいと思います。

結婚式は来月に控え、新居への引っ越しも間近です。式にはどんな余興をしてくれるのか、彼と仲間からのプレゼントが今から楽しみです。