私は3年前から九州に単身赴任をしています。

都内にいる妻との間に子どもはおらず、賃貸アパートで私の帰りを待ってもらっていました。

近くには私の両親や友人も住んでいて、何かあったら支えてもらうよう言っていたので大丈夫だろうと思っていました。

毎日朝と晩の2回、電話をしてお互いのことを話し合っていたりしていましたし、妻も仕事をしているので浮気なんてする暇はないと安心しきっていました。

私は連休になると家に帰り、妻と過ごしていました。そんなある日、出張で都内の本社に行くことになり、妻を驚かそうと内緒で家に帰りました。会議が予定より大分早く済んだこともあり、妻が帰る時間より早くに家に着きました。

鍵を開け部屋に入ると、見知らぬ男がテレビの前のソファで寝そべってくつろいでいました。男は妻が帰ってきたものと思ったのか、妻の名前を呼んでおかえりー、とのんきな声で声をかけました。

反応がないのを疑問に思ったのか顔をあげて私と目が合うと、途端に驚いた顔をして明らかに慌てふためき始めました。「お前は誰だ」と。私が訪ねると、相手は素直に名前を名乗りました。

ここで何をしているのか尋ねようとした時、丁度妻が帰ってきました。

部屋に居た男の名前を呼び、部屋に入ってきた妻はいるはずのない私の姿を見て驚いた後、今のこの現状を把握するとそのまま部屋を飛び出していきました。すぐに追いかけましたが、妻の姿は見つからず、帰りの便の時間もせまっていたため、その日はやむなく赴任先へ帰りました。

その後、赴任先から都内にいるはずの妻と部屋にいた男の浮気調査を東京興信所に依頼しました。

2人がどういった関係かはあの現場をみれば分かりますが、私には知る権利があると思ったのです。それに、私はもう妻とは別れることを前提として調査を依頼していたので後悔や罪悪感はありませんでした。依頼してから1~2日ほどでおおまかな内容が分かったと連絡がありました。

部屋でくつろいでいた男は、なんと私たちが借りているアパートの隣室の住人であることが分かりました。男は私が単身赴任中に越してきたそうで、私は隣室にどんな人がいるかも知りませんでした。

ふたりはひょんなことから親しくなり、ここ1年あたりから関係を持ち出したこと。男はほとんどを私たちの部屋で過ごしていることを聞く限り、あの男は私が妻と会話していた時も同じ部屋にいたということになります。浮気相手と同じ部屋に居ながら夫と話をしていたのかと思うと、妻の神経を疑いたくなります。

さらに、妻が暮らす部屋の家賃や光熱費などは、私が全て支払いをしています。(妻は他の生活費を負担)けれど、私は妻の浮気相手が使った家具や光熱費などを1年以上も支払ってきたのかと思うと、本当に悔しくてたまりませんでした。

部屋を出て行ってからというもの、一向に連絡のとれない妻には離婚届けを、それに加え部屋でくつろいでいた男にも、慰謝料を求める手紙を送りました。今後は弁護士を挟んで話し合いをしていくつもりです。来年、単身赴任が終われば都内に戻る予定でしたが、帰る家をとられてしまったのでこのまま九州に残ろうかと考えています。