失踪調査は、家出調査や行方調査に比べ、失踪者がいないことに気付くのが遅れる場合があります。

例えば、失踪者離れて生活をしている。または、同居していても互いに干渉しない環境下で生活していると、しばらく姿を見ていない・連絡がつかないことがあっても、あまり気にせずそのまま放置してしまうからです。

結果的に調査を始めるのが遅くなります。そして日を追うごとに失踪者に関する手がかりとなる痕跡は薄れていき、調査は難航します。

失踪調査は、気づいてから調査に入るまでに如何に素早く行動することが重要です。その中でも、特に必要となるポイントを5つご紹介します。

1.失踪者の特徴

失踪者の生存確認を取るための調査。失踪者の行方を探すための調査。失踪者を探しだし連れ戻すための調査。

いずれにしろ、失踪者の顔や体格など基本的なデータがなければ調査の仕様がありません。

失踪者の特定に繋がるような特徴をまとめた資料をご用意の上、調査員までご提示ください。(例:失踪者が映っている動画や全身写真。身体的特徴が分かる写真、等々)

2.失踪時期の特定

失踪時期は、失踪者の消息が途絶えた時期になります。調査を依頼されるご家族や恋人、ご友人はご自身が最後に失踪者の 姿を確認した日、連絡をとった日などを明確かしましょう。調査を行う基準のひとつとなります。

3.失踪者の交際関係

失踪先の一つに、事情を知った上で失踪する手助けしている友人宅と知らずに匿っている友人または知人宅があげられます。

家族や恋人では間柄が親しすぎて失踪してもすぐに見つかってしまうためです。

家族や恋人とは面識のない人物で、ある程度の気心のしれた友人を探し、失踪者に関する情報を聞き出しましょう。

案外、家族や恋人すら知らなかった情報を握っているかもしれません。

4.失踪前後の不審点

失踪者が失踪した時期の前後で何か不審な言動がなかったかを確認してださい。

例えば、事前に考えた上での失踪だった場合はそれなりの行動がなされているはずです。

(例:携帯電話の解約・新規契約手続き。職場への退職届又は休暇届。交通機関の予約。等々)

また失踪者が住む役所や郵便局に問合せ、住所変更や名義変更がなされていないかも確認しましょう。もし名義や住所が変更されていたら、それを元に調査を進めることができます。

5.失踪時の状況とその現状維持

失踪したことに気づいたら、まず失踪者の自室で以下の点を確認してください。
・通帳、印鑑はなくなっていないか
・服や靴、鞄など私物が減っていないか
・探し人からの手紙やメールなどが残されていないか
・クレジットカードや消費者金融からの明細が残っていないか
・ごみ箱の中身は空になっていないか
通帳や印鑑、さらに服などの私物がなくなっているようならある程度計画した上での失踪であることが予測されます。

また、失踪者の自室に手紙やメール、ゴミ箱の中身、クレジットカードや明細書が残されていれば、そこには失踪者に関わる大きな手掛かりが残されています。

失踪直後の自室は、なるべくそのまま現状を維持し、失踪者に関する情報を留めておきましょう。