ストーカー被害から身を守るための5つの対策~1人暮らし編~

あなたの背後に迫るストーカーを撃退、または予防するための対策方法は、あなたが暮らす環境によって多少異なります。今回は、一人暮らしの方に是非実践して頂きたいストーカー対策方法をご紹介します。

INDEX

1. 見知らぬ相手との無闇な接触はしない

ストーカーの始まりは、あなたに対する感情から始まります。

それは好意や怒り、妬みなど様々ですが、それらは全てあなたと接触または何かしらの関係性をもたないと持ちえない感情です。例えば、道端で困っている人を助けたあなたに一目惚れした人がそのままストーカーになることだってあるのです。勿論、全ての人がストーカー化するわけではないですし、人助けは素晴らしいことです。

ただ、関わりを持ちたくないと思うのであればしっかりと他人であるという一定のラインを引くようにしましょう。無闇にパーソナルスペースに入れてしまえば、自分に好意があるものと勘違いしてしまうからです。難しいかもしれませんが、人と人との距離感をうまく図るようにしましょう。

2. 気軽に住所や携帯番号などの連絡先を教えない

1でも述べたように、簡単に自分のことを開けだしてはいけません。

現代で怖いのは、インターネットを使ったウェブ上での嫌がらせです。あるサイトで個人情報の利用規約も碌に目を通さずに個人情報を書き込んでしまい、それを知らぬ間にネット上で悪用され被害が及ぶこともあります。そしてその様子を見て楽しむようにメールや電話を送りつけるストーカーも中にはいます。個人情報を明かす際には、提示する相手をしっかりと確かめてからにしましょう。

3. 気軽に一人暮らしアピールをしない

一人暮らしの人がストーカーに狙われやすいのは、日頃から一人暮らしだと分かる生活をしているということも原因の一つとして考えられます。例えば、人が集まる店内で自分がどこでどんなアパートで独り暮らしをしているか話す学生をたまに見かけますが、そうした話の内容を近くで聞き耳を立てて聞いている人がいます。または、スーパーなどに行っていつも一人分しか食べない・買わない人というのは自分が一人暮らしをしているということを無自覚の内にアピールしてしまっているのです。

そうした無自覚のアピールによって、ストーカーはあなた自身が教えてくれた情報を元にストーカー行為を行うのです。

4. 自宅から駅、または職場へは同じルートばかり使用しない

大学や職場、最寄りの駅からほど近い場所に一人暮らし用の住居を借りている人のほとんどは最短距離で帰ろうとするのでいつも同じ道を利用しがちです。実はこれも、ストーカーに狙わる一つの原因です。いつも同じ道を通ると言うことは、ある程度の行動パターンが読めるということです。

毎朝何時にこの道を通り、帰りは何時頃通う。服どんな傾向が好みや。友人とよく出かけるのか。仕事はどんなことしているのか。など、普段何気なく生活しているだけでも多くの情報を知ることができます。話したことはないけれど、毎日自分の目の前に現れて沢山の情報を提供してくれるあなたの姿に、自分へのアプローチだと勘違いする人も中にはいます。そうした考えをもたせてしまうと、一気にストーカー行為が始まります。通勤・通学に使うルートは定期的に変えて通るよう意識していきましょう。

5. 防犯ブザーを持ち歩く

1~4までの対策をとってもストーカーや不審者に狙われてしまった時、自分の身を守るのは自分自

身です。防犯ブザーは、あなたの身が危険にさらされていることを周囲の人に気付かせてくれる防犯グッズのひとつです。防犯ブザーは子ども、またはか弱い女性の持つ物と思っている方もいるかもしれません。ですが、昨今の世の中では男性も被害に遭うケースが増えつつあります。

性別に関係なく、自分の身は自分で守る!という意識の元、防犯ブザーのような防犯グッズを持ち歩くことをおススメします。