突然ですが、皆さん、日本で1年当たりの行方不明者の数はご存知ですか?

実は、驚くべきことに、毎年約8~9万人が行方不明となっております。これは、警察に行方不明届けを出して受理された数で、行方不明届けが出されていない人や届出が受理されなかった人の人数も合わせると10万人は軽く超えるといわれています。

しかし、実はこの、行方不明届けがなされた8~9万人の失踪者の内、90%以上の人の所在が確認されています。

「なんだ、それじゃあ大した数ではないのかな」と思われる人もいるかもしれませんが、この所在が確認されたという数字には、「自殺した人や、原因不明で遺体で発見された人」も数多く含まれています。

「家族が家出したけど、放っておけばそのうち発見されるだろう」と、その人を探さずにたかをくくっていると、事件や事故に巻き込まれたり、自ら命を絶ったりと、最悪の結果で家出人と再会する可能性もあるのです。

人探し、所在・家出・行方・失踪調査とは

行方が分からなくなってしまった人のことを、一般的には、行方不明者・家出人・失踪者などと皆さん呼んでいると思いますが、これらの人の所在を見つけ出すことを探偵業界では、複数の言葉で表現しています。

  • ①人探し
  • ②所在調査
  • ③家出調査
  • ④行方調査
  • ⑤失踪調査

では、これらの調査名にはそれぞれ個別の意味があるのでしょうか。

実は、これらは名前が違うだけで、実は”ほぼ”同じ意味です。

あえてちょっとしたニュアンスの違いをあげるとすれば、③の家出調査だけは自発的に自宅から行方を眩ました人を探す調査で、あとは自発的なのか事件なのか事故なのか分からないがとにかく行方が分からない人を探す調査といえるでしょう。

さらに細かく言えば、②の所在調査と、④の行方調査については、自発的・事件・事故によって居所が分からない場合だけでなく、昔の学校の恩師や元恋人、旧友など、単に時間の経過とともに居所が分からなくなった人を探し出す調査も含まれるといったとこでしょうか。

しかし、これらの調査名の違いで探偵がやる調査内容が大幅に変わるわけではないですし、使い分けするほど明確に意味が異なるわけでもございませんので、どの言葉が使われていようが意味は同じと解釈して良いでしょう。

探偵に人探しを依頼する時に準備しておくべき探し人の情報

1.探し人のパーソナルデータ

調査の相談をお受けする際、調査員はまず家出人に関する基本的な情報をうかがいます。

フルネームの名前はもちろん、ニックネームやあだ名、生年月日、出生地、学生であれば学校名、社会人であれば勤務先名、顔がハッキリわかる写真や体格・身長が推測できる全身が写った写真、最後に見た時の服装等の他、一見して本人と判断できるような特徴があればそちらもお伝えください(例:珍しい型の眼鏡を着用している/顔に大きな黒子又は痣がある/髪の色が派手、など)。写真については極力新しいものが良いですが、思い出に人探しなどかなり昔に連絡がとれなくなった人の場合はその当時のもので良いので有れば写真を用意しましょう。

その他、本人の癖(髪をいじる癖。爪を噛む癖等)や治療経歴なども調査に役立つこともあります。情報が多くて困るということはないので、出来るだけ多くの対象者の情報を集めるようにしましょう。

2.最後に居場所を確認できた住所

家出の場合は自宅となりますが、その他の探し人の場合は、その人が住んでいた家の住所や地名、家の周りの風景など覚えている限りを教えてください。ごく稀に昔と変わらず同じ家に住んでいたこともあります。何より近所に住む住人が探し人のことを覚えていたら、そこを出た当時の足取りを掴むことができます。

また、その居場所で最後に姿が確認された日が分かれば確認しておきましょう。探偵が調査を行う基準のひとつとなります。

3.探し人がよく利用するお店

探し人の行方が分からなくなる前後の行動を把握することで、おおよその目星をつけることができます。よく利用する店ということは、店員の中に顔見知りの方もいる可能性もあり、周囲には行き先を告げていなくても、逆に第三者である店の店員には話していることもあります。

特に、家出調査の場合は、いなくなる前日またはそれ以降で家出人が利用した痕跡はないか。利用の際、何か不自然な点はなかったか。行き先を告げたりはしていないか。店員の方にご協力いただくことで、家出人に関する手がかりを掴むことができることもあります。

4.交際関係

ある人が失踪した時に、事情を知った上で失踪する手助けしている友人や知らずに匿っている友人または知人がいるケースもあります。家族や恋人では間柄が親しすぎて失踪してもすぐに見つかってしまうためです。家族や恋人とは面識のない人物で、ある程度の気心のしれた友人を探し、失踪者に関する情報を聞き出しましょう。案外、家族や恋人すら知らなかった情報を握っているかもしれません。

それとは逆に、恋人との駆け落ちするかのように行方を眩ましたのであれば、1人で行動するよりも目撃情報は多くなります。時として恋人側のご家族と連絡をとり、情報の共有を図るなど連携した調査を行うこともあります。詳しい事情を知らされていなくても、彼らから家出人に関する新たな情報を得られる可能性はあるので、交友関係はしっかりと把握しておきましょう。

5.私物や部屋の状況・契約関係

急に行方が分からなくなった家出や失踪の場合、可能であれば、以下の状況を確認しましょう。

  • 通帳、印鑑はなくなっていないか
  • 服や靴、鞄など私物が減っていないか
  • 探し人からの手紙やメールなどが残されていないか
  • クレジットカードや消費者金融からの明細が残っていないか
  • ごみ箱の中身は空になっていないか
  • 携帯電話の解約や新規契約が行われていないか
  • 職場への退職届や休暇届が出されていないか

通帳や印鑑、さらに服などの私物がなくなっていたり、携帯の解約や職場への退職届がだされているようならある程度計画した上での失踪であることが予測されます。また、失踪者の自室に手紙やメール、ゴミ箱の中身、クレジットカードや明細書が残されていれば、そこには失踪者に関わる大きな手掛かりが残されています。

失踪直後の自室は、なるべくそのまま現状を維持し、失踪者に関する情報を留めておきましょう。

6.金銭トラブルの有無

突然行方が分からなくなった人の名義のクレジットカードや通帳の存在を把握しましょう。もしも消費者金融からの借用書などがあれば、それが行方不明の原因とも考えられます。自分が抱える金銭トラブルを周囲に打ち明けることができず、自暴自棄になり家を出たというケースは後を絶ちません。また、通帳や印鑑がないということは、いずれ口座から預金を下ろすことが予想されます。

口座を利用すれば、いつ・どこで・利用したのかが分かります。つまり、探し人が通帳と印鑑を持ち出したということは、家出人の行き先や動向を知る大きな手掛かりとなります。悲観的にならず、前向きに残された情報を上手く利用しましょう。

7.直前までの行動

探し人の直前までの行動を把握することで、自発的な行動で行方を眩ましたのか。または何らかの事件に巻き込まれてしまったのかを見極めることができます。いなくなった日の朝から連絡がつかなくなった時間帯までが、探し人の行方を捉える重要な時間になります。

借金問題による失踪・行方調査はお早めに!借金問題の時効について

21世紀に入りいくら科学が進歩・発達しようとも、金銭にまつわるトラブルがなくなることはありません。

横領問題。友人からの借金。消費者金融からの借金。銀行のカードローン等々…。様々な形で金銭の貸し借りがあります。そして、借りたものは返すのが当たり前ではありますが、中には借りたまま返さずに行方を眩まそうとする人もいます。

貸した人は返してもらうために、借りた人を探そうとしますが月日が経つにつれ諦めてしまうことが多いようです。ですが、諦めてはいけません。

お金を借りたまま返さず逃げるという行為は、犯罪です。犯罪は、法によって裁かれます。しかし、どんな犯罪にも時効があります。

さらに、犯罪の内容や対象者によって事項の年月は異なります。今まさに金銭の貸し借りを行っている方。これから行う予定の方は是非ご参考下さい。

時効成立が2年である場合

通信販売で購入した物品のローン (民法173条1号)

【時効成立が5年である場合】

  • 家賃の請求 (民法169条)
  • 銀行、サラ金からの借金 (商法522条)
  • 銀行系カードでのローン (商法522条)

時効成立が7年である場合

横領・詐欺 (刑法250条3項)

時効成立が10年またはそれ以上である場合

  • 友人からの借金 (民法167条第1項)
  • 借金で強制執行が出ている場合 (民法174条の2)

*債務者が何らかの理由(死亡・病気など)で支払いができなくなった場合、代わって支払いを行う保証人や連帯債務者は、債務者と同じ年数の時効になります

もし、今借金トラブルの相手から逃げられていて時効が近いと分かった方はなるべく早い段階で相手の捜索を始めましょう。時効が成立してしまっては、相手の返済義務がなくなってしまいます。ご不明な点があれば、24時間受け付け可能な無料相談をご利用ください。

実例・体験談│人探しを依頼してどのような結末を迎えたのか

息子が家出したのは父親である私のせいです

未成年の息子が家出したので探してほしい(相談者:会社員 48歳男性)

我が家は父親である私と、中学3年生の息子の2人暮らしです。

仕事の都合で転勤族だった私と違い、安定した生活を求める妻と3年前に離婚しました。

当時高校2年生だった長男は妻と一緒に妻の実家(九州)へ。中学入学直前だった次男はそのまま私と都内に残り、2人暮らしが始まったのです。 慣れない家事に悪戦苦闘しつつも、2人で協力しながら暮らしていたので万事うまくいっているものと思っておりました。

家事にも慣れてきた2人暮らし3年目。次男は高校受験を控えた夏の大事な時期にもかかわらず、毎晩ゲームに興じていて、受験勉強をする姿勢がまったく見られませんでした。

私は息子を高校に行かせるために毎日クタクタになるまで働いているのに、肝心の息子がやる気をみせずダラダラと過ごしていることに苛々しておりました。

その日も帰ってみれば夕食の支度もせずにゲームにのめりこんでいて、連日連夜の勤務に心身ともに疲労が積み重なっていた私は思わず次男を怒鳴りつけてしまいました。

それでもゲームを止めない次男に対し、ゲーム機本体を取り上げ、張り手をしました。

そのまま説教を続ける私を無言で睨んでいたかと思うと、急に立ち上がり、リュックを1つ持って飛び出していきました。

翌日も平日ですし、すぐに帰ってくるだろうとこの時は思っておりました。

けれど、翌日の朝になっても夜に仕事から帰ってみても、次男の姿はありません。

流石に少し心配になりましたが、どこか友達の家にでもいるのだろうと思い、特に探すようなことはしませんでした。今思うとこの時点ですぐに動くべきだったと、後々深く反省しました。

次男が家を出てから1週間。流石におかしいと思い、次男の部活用の連絡網を使い片っ端から電話をしました。次男の所在を知る人は誰もいませんでした。部活仲間の子曰く、次男は学校側に病欠の連絡を入れていたことが分かりました。

家にもいない。学校にもいない。近所のコンビニやインターネットカフェも探しましたが見つからず、藁にもすがる思いで東京興信所に次男の家出調査を依頼しました。

長期戦を覚悟し、仕事の合間を縫いつつ次男に関する情報を集めておりましたが、調査開始3日目で次男の居場所が分かったと連絡がありました。

次男は、母親(元妻)の実家にいるというのです。

まだ中学生の子どもがたった一人で東京から九州の母方の実家まで移動したことも驚きましたが、離婚してから疎遠状態だった元妻と連絡を取り合っていたことにも驚きを隠せませんでした。

私はすぐに次男たちがいる九州へと向かいました。

直前まで次男の動向を調べてくれていた現地の調査員の方に一緒に次男や妻の家族と面会し、話を聞くことが出来ました。

次男は以前から学校でいじめに遭っていたこと。離婚後も母親や兄と連絡を取り続けていたこと。いつも仕事で家にいない私にかわり、元妻たちが相談に乗っていたこと。話したいのに口を開けば仕事の愚痴や説教ばかりで、とても辛かったこと。

次男のいじめに気付けなかったばかりか、私自身も彼を追い詰めてしまっていたのかと深く反省しました。元妻からも、私のこういった態度が嫌で別れたのだと再度言われました。

次男はこのまま母親の家で暮らしたいと泣いていました。

息子のSOSに気付けなかった私には反対する権利はないと思い、元妻とその家族にも事情を話し次男は私の元から離れて暮らすこととなりました。

私たちの場合は、身内内での衝突からの失踪だったので解決も早かったのが幸いでした。

けれど、次男からのSOSにはもっと早く気付けていたのではないかと今でも悔やんでいます。

幼いころ生き別れた妹にもう一度会いたい…

幼いころ生き別れた妹にもう一度会いたい…(相談者:65歳 女性)

『私が5歳、姉が2歳の頃、家族旅行中に事故に遭いました。

私や妹は軽傷だったものの、両親は亡くなりました。まだ幼い私たちは別々の親戚に引き取ってもらうことになりました。しばらくは手紙や電話でやりとりをしていましたが、妹側の親戚一家が海外へ移住してからは連絡が途絶えていました。

けれど、妹のことを忘れたことは一度もありません。

大人になり、定年した今、私が妹を引き取ってもう一度2人で姉妹をやり直したいと考えています。

とは言っても、移住してから40年近く経過しているので移住先が変わっている可能性もあります。電話番号も、移住当初に聞いていたものと変わっていて繋がりません。

もうどうしたらいいのか途方にくれていたところを、友人から探偵を使ってはどうかとアドバイスをもらい、一抹の望みもって東京興信所へご相談させて頂いた次第です。

友人から、探してほしい人の名前と身体的特徴、出身地、居住地などがある程度把握できれば調査はできると聞きました。できれば顔写真などあればもっと良かったそうですが、幼少期に別れてしまったので成長後の写真は手元にありません。

国内ならまだしも、国外に出てしまった人を見つけるのはとても大変なことだと思います。

それでも妹に会いたいのです。どうかよろしくお願いします。』

こちらのように、唯一の肉親(妹さん)との再会を希望されるケースは珍しくありません。

けれど、今回の場合は別れてから時間が経ちすぎているため顔写真はあまり参考にはならないでしょう。お名前、住所、以前の番号が分かっているのでそれらを頼りに調査を行いました。

調査を開始して5日、妹さんと思われる方と接触することができました。

妹さんは海外に移住した育てのご両親を看取ったあと、一人日本へと帰ってきていました。

育ててくれたご両親から、実のご両親と一緒に暮らしていた話をよく聞いていたのでお姉さんのことも分かるそうですが、やはり顔までは覚えていないようです。

今は昔ご自宅があった近辺のアパートにお一人で住まわれていたので、依頼者と面会する意思を確認した後、現住所と連絡先を依頼者にお伝えしました。

後日、依頼者から電話があり、今月から二人で妹のアパートで一緒に暮らすことが決まったそうです。

長い間欠けていた姉妹の時間を、これからゆっくりと取り戻していけるよう仲良くお過ごしください。

父親が行方不明に…書置きを残して向かった先は

老人ホームにいるはずの父親が書置きを残して行方不明になってしまった(相談者:主婦 53歳女性)

数年前に母が他界してから、父は老人ホームでお世話になっていました。

一緒に住まないかと提案もしたのですが、人の世話にはなりたくはないと自分で施設から何まで決めて入居していました。

そんなある日、父親のいる老人ホームの職員の方から連絡がありました。

ここ最近、痴呆の症状が見られて始めていることは聞いて知っていたので、そのことに関しての連絡かと思っていたら、父が書置きを置いて行方不明になってしまったというのでびっくりしました。

昼食の時間になったので呼びに部屋を訪ねたら、父の姿はなく、代わりに机の上に置手紙が置いてあったそうです。私はすぐにその老人ホームへと向かいました。

見せてもらった手紙は確かに父親の字で書かれていましたが、手紙の内容は亡くなった母へと宛てたものでした。まさか、父親は母の後を追うつもりなのではと思い、スタッフと関係者総出で父親の捜索を始めました。

そんな中、知人から探偵を使ってみてはと提案を受け、東京興信所に行方不明調査を依頼。

行方不明の調査開始か2日後、父親は母と暮らしていた家(今は貸家になっている)で発見されました。

老人ホーム最寄りの駅から大分離れた場所にあるうえ、痴呆が進んでいる状態でまさかここまで移動するとは思わず驚きました。

その後再び老人ホームへと戻った父親の痴呆は今も徐々に進行していますが、あの一件以来、施設を抜け出すことは無くなりました。

きっと、母が亡くなった悲しさと寂しさから今回の行方不明の一件が起きてしまったのかなと、寂しい思いをさせてしまっていたことを悔やみ、今では週に1度面会するようになりました。

たった二人の親子なので、これからも長生きしてもらいたいと思います。

3年前に婚約直前で別れた彼女を探したい

3年前に別れた彼女を探したい(会社員 30歳男性)

3年前に仕事の都合で海外転勤が決まり、婚約直前でしたが泣く泣く彼女と別れました。

けれど、今年の春にまた日本に戻ることになり、もしまだ彼女が独身ならもう一度交際したいと思い調査を依頼しました。

日本に戻ることが決まってからすぐ、彼女に連絡をしましたが全てエラーで返ってきたため連絡がつかず困っていました。日本に戻ってからも、離れる前に彼女が住んでいたアパートにも足を運びましたが応答はなく、近隣の方に聞くと随分前に引っ越していたことが分かりました。

それでも友人伝手に、彼女がまだ独身であるという情報を頼りに探していたのですが、中々見つからず、こちらの事務所に彼女の行方調査をお願いしたところ、10日ほどで彼女に関する情報を集めてもらうことができました。

彼女は現在、父方の実家である高知に戻りお父さんの介護をしていることが分かりました。

さらに、彼女は独身ではありましたが、バツイチで子どもが2人いること。私と別れた後、クラブで会った男性とそのまま関係を持ち、結婚。男性のDVにより去年離婚し高知に戻ったと教えてもらいました。

彼女に既に別の男性との子どもがいることは正直とてもショックでしたが、それでも彼女のことが忘れられず会いに行きました。また日本に帰ってきたこと。これからは私に彼女たちを守らせてほしいなど、私の想いを彼女に伝えました。

彼女は大変驚いた様子でしたが、最後には泣きながら頷いて受け入れてもらうことができました。来年の夏に、彼女と子どもたちと一緒に小さな式を挙げる予定です。

彼女のことを諦めずに調査を依頼して本当によかったと思います。親身になってご協力くださったスタッフのみなさん、本当にありがとうございました。

出勤したまま帰ってこない夫は今どこに

出勤したまま帰ってこない夫を探してください(相談者:主婦 50歳女性)

私には、会社勤めの夫と中学3年の娘と小学4年生の息子がいます。

息子が生まれた年に思い切って購入した新築マンションに4人で暮らしていました。

ある日、いつもどおり出勤した夫はずの会社から、これから重要な会議があるのに夫がまだ出勤していない。何か知らないかという内容の電話がありました。

今朝方にいつも通りに出社したはずだと伝えましたが、やはり来ていないとのこと。

その場はとにかく社員の方に謝罪し、帰ってきたらこちらから連絡する旨を伝えました。

夫には、夜になって帰ってきたら問い詰めればいい。そう思っていました。

夜になっても、次の日になっても夫は帰ってきませんでした。

携帯も繋がらず、子どもたちや会社側をただ事ではないと感じ始めました。

私はすぐに、以前知り合いがお世話になった経緯で知り合った、東京興信所の調査員の方に連絡をとりました。

とにかく急ぐので、すぐにでも調査をお願いしたいと伝えると、調査員と相談員の方が待ち合わせ場所を決めた上ですぐに駆けつけてくれました。

憔悴しきった様子の私を心配して同行してくれた娘と4人今回の一件について話し合いを始めました。

夫がいなくなった時の状況を整理しました。

  • 朝、出勤したはずの会社から電話があり、夫が出勤していないことが判明
  • いくら電話やメールをしても無反応
  • いつも車通勤だが、タイヤがパンクして修理中だったため、ここ数日は電車通勤していた
  • これまで、何の連絡もなく外泊したことは今までに一度も無い

近頃物騒な事件も多発しているため、警戒して警察にも捜索願は出したが、とにかく早く行方を捜して欲しいと、人探しをお願いしました。

調査員の方は、依頼を受けたのち早速調査を開始されました。まず、夫がいつも出勤時に利用する駅で聞き込みを始めました。すると、すぐに近所の住人の目撃情報を得ることができました。

夫は在来線ではなく、新幹線の切符を購入していたことが分かりました。

また、駅構内のコンビニで夫が東北方面の旅行雑誌を購入していたことも分かりました。

東北、と聞いて私はすぐに夫の生家がある青森を思い出しました。

夫は大学進学と同時に都内に移り住んでからはほとんど地元には帰っていません。

女の勘を頼りに、青森にいる現地調査員の方へ夫の生家近辺の張り込み調査をお願いしました。2日目で夫の姿を確認したと連絡が入りました。

念のため、そちらで確認した夫の写真を送ってもらい確認しましたが、やはり夫本人で間違いありませんでした。子どもたちは私の両親に預け、私はすぐに夫のいる青森へと向かいました。現地調査員の方を仲介しつつ、夫と3人で今回の件について話し合いました。

夫は軽いうつ病にかかっていたようで、毎日同じことを繰り返す生活から抜け出したいと思い会社を無断欠席した。少しは自由になれるかと思ったら、会社や私から何度も連絡が入り怖かったので地元へ逃げたのだと話してくれました。

この時、夫がいなくなってから既に1週間以上経っていました。

夫はこの1週間の間に何度も死ぬことを考えていたそうですが、私がここまで迎えに来てくれたことがとても嬉しいと言って、もう一度頑張ると約束してくれました。

「無事に帰ってきて欲しい」その一心で調査を依頼し、行動した結果最悪の事態を招くことなく解決できて本当に良かったです。

お金を貸して逃げられた!友達を信用した私がバカでした…

お金を貸したのに逃げてしまった友人を探しだして欲しい(相談者:自営業 60歳男性)

3か月前、学生時代の同窓会で多くの人と集いました。みんなの憧れだった女性や、お世話になった先生方とも再会することが出き、楽しい時間を過ごしていた時のことです。

当時、家が近所で同じ部に所属していた友人Aと話が盛り上がり、二次会・三次会へと渡り歩いていました。楽しいお酒で気持ちのいい時間を共有していたAは、突然深刻そうな顔で打ち明けました。

  • 実は自分が癌であること
  • 自分の会社で働く社員たちのことが気がかりなこと
  • 妻には先立たれた(子供はいない)
  • 自分の死後世話をしてくれる人を探していること
  • いつ死ぬか分からない身なので、よければ自分の会社を引き継いでくれないか

涙ながらに語られては断り」きれず、翌月からAの会社を管理することになりました。

Aと一緒に会社を訪ねてみると、その日は休日だったようで社員は誰もいなかったのですが、後々顔を合わせていけばいいと言われ、それもそうかと納得していました。

それからすぐに、Aは体調不良を訴え、入院すると連絡を受けました。すぐに見舞いに行くので病院名を尋ねると、面会謝絶だからと断られました。

Aの身体を案じつつも、任されていた会社の運営で手一杯だった私はその言葉を信じ見舞いにはいきませんでした。

面会謝絶ではあるものの、Aからは日々会社運営に必要な明細や請求書が送られてきました。退院したら必ず返すので立替払いという形でお金を貸しておいて欲しいといわれ、なんの疑いもなく支払っていました。

今思うと、面会謝絶のはずの患者からどうしてこうも頻繁に送られてきていたのか。もっと疑問を抱くべきだったと、後悔しています。

Aの会社の管理を任されてからしばらくして、社員へのあいさつ回りのために会社へと向かいました。しかし、出迎えてくれたのはAとは全く無関係の経営者と社員たちでした。

この時点でやっと騙されたと気付いた私は、すぐにAに連絡しどういうわけか尋ねました。するとAはわざとらしく咳込み、無理やり電話を切りそれ以降連絡がつかなくなりました。私がAに代わり、運営上必要な資金として使用したのはおよそ1千万にもなります。

元気になったら必ず返すと誓った古くからの友人の言葉を信じたばかりに、お金を貸して逃げられた自分が本当に情けなく、悔しくてたまりません。

今は、知人の弁護士から紹介してもらった東京興信所に人探しを依頼して、Aの行方を探してもらっています。何としても時効までに返済してもらうべく今日もAの行方を追っています。

お世話になった上司に会いたい

お世話になった上司に会いたい(相談者:経営者 40歳女性)

15年前、海外勤務の話が来ていてどうするか悩んでいた私を後押ししてくれた上司にもう一度会いたくて東京興信所に人探しを依頼しました。

当時、私と上司は服飾を扱う仕事をしていて将来的には自分でデザインをして店を構えたいと独立を夢見ていました。上司と私は親子ほどの歳の差があるにもかかわらず、考え方や趣味もあう気の合う女友達のような感覚で将来の夢について語り合っていました。

私が自分の将来について悩んだり、くじけそうになるといつも叱咤激励をしてくれていました。

私は早くに母を亡くしていた分、頼りになる存在として慕っていました。

そんなある日、冒頭で述べた海外勤務の話が上がりました。

服飾関係の仕事を続けていくなら行くべきだと分かっていましたが、たった一人で他国にて生活しなければならないことに言いようのない不安を抱いていました。

夢を諦めようかと、海外勤務の話を断ろうと上司に相談するとこれまでにないほど怒鳴られました。「貴女の夢はそんな程度じゃないはずだ」「今いかないと絶対に後悔する」と、涙交じりにお叱りを受け、私はここまで応援してくれる人がいるのだからと、海外に行くことを決めました。

後日知った話ですが、上司も昔海外勤務の話をもらったのに勇気がでなくて断ってしまい独立の夢が叶わなかったことをずっと悔やんでいたそうです。

それを出発直前に本人から聞き、それからはがむしゃらに頑張って独立の夢を叶えました。

店をオープンする前にどうしても上司にお礼がいいたかったのですが、海外にいる間に連絡先や住所も変わってしまい居所が掴めず、調べていただきました。

3日後に調査員の方から上司を見つけたと連絡が入りました。

上司は、2年前に脳梗塞で倒れそれからはずっと都内の病院で入院していたことが分かりました。

病気と同時に痴呆も入ってきているようで、久しぶり再会にも関わらず、上司は私のことが分からないようでした。

けれど、15年前のお礼と念願の独立の夢が叶ったことを報告すると、上司は嬉しそうに笑ってくれました。お店に来ていただくことはできなかったけれど、生きてもう一度会ってお礼が言えて本当に良かったです。

ネットで知り合った相手の所在を調べてほしい

ネットで知り合った相手の所在を調べてほしい(相談者:会社員 23歳男性)

インターネット上で出会いを探すコミュニティに参加していた時に知り合い、互いに気が合うことから出会って2か月ですがネット上でお付き合いをすることになりました。

彼女も僕も都内在住ですが、仕事の都合上不規則な生活だから直接会うことは難しいといわれ、いつも電話で会話をしていました。

会えないながらも彼女とは毎晩会話しました。そして話すうちに益々彼女の人柄に惹かれていった僕は、どうしても彼女に会いたくなり会えないか尋ねました。

やはり彼女は仕事を理由に会えないと言われました。けれど、諦めきれない僕は事前に彼女から彼女の自宅の場所をおおまかに聞いていたので、これを頼りに会いに行くことにしました。

思いついては見たものの、恥ずかしながら方向音痴の気がある僕はしっかりとした住所を調べるために東京興信所に彼女の所在調査を依頼しました。

そもそも、彼女の言う不規則な生活を送る仕事とはなんなのかが気になっていたので、この際彼女に関する情報も一緒に調べてもらいました。

10日間の契約・調査で彼女について調べもらった結果、驚くべ事実ばかりで目を疑いました。

私が交際していたはずの彼女は、存在自体が架空のものだったのです。彼女の名前や顔写真は偽物で、教えてもらっていた住所には40代の女性が一人で暮らしていました。

しかもこの女性、僕以外にも数人の男性とネット上で交流をもち、経済力が判断した人から徐々に近づき金銭を要求していることも分かり、私はすぐにこの女性と縁を切りました。

それ以降も何度か彼女から連絡はありましたが、事実を知ってしまった今では全くときめかず全て無視しました。バーチャルの世界とはいえ騙されてしまいましたが、コミュニティは止めることなく、今なお続けています。世界各国の人々と交流できる貴重な場なので、止める気はありません。今後は、今回の件を生かし、もっと相手をよく確かめながら確かな交流を広げていこうと思います。