プチ家出とか神待ちとはどういう意味?行方調査するメリットは?

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プチ家出とは

「プチ家出」とはごく短期間の失踪や家出を指します。特に中高生をはじめとする若い世代に頻発する事案であり、その原因としては主に家庭内や学校生活におけるトラブルが挙げられます。プチ家出は頻繁に繰り返して行われる傾向があって、次第に家族の方でも慣れてしまうケースが少なくありません。はじめのうちは心配していても、数日から1週間程度で戻ってくることが多いので、「わざわざ探さなくても…」とつい静観してしまうようですね。

しかし実際には、プチ家出はかなりの危険性を孕んでいます。少し前までは、友人の家に寝泊りしている例が多く、家出している当事者に危険が及ぶことはほとんどありませんでした。しかし最近になって、ネット上で知り合った全くの他人を頼るケースが増えており、事件やトラブル(性的暴行など)に巻き込まれる事案が急増しているのです。短期間の家出とはいえ、対策を講じることなく放置することはおすすめできません。

友人の家に寝泊りしているのであれば、ご家族の方が自力で所在を確認することもそれほど難しくありません。しかし、出会い系サイトなどを通じて知り合った人物のところに身を寄せている場合、自力で行方を突き止めることはほぼ不可能です。早く所在を確認すればそれだけ身の危険を遠ざけることができます。行方調査はぜひ探偵事務所や興信所にお任せください。

「神待ち」とは?プチ家出と出会い系サイト

出会い系サイトの中には、プチ家出をした人々(特に未成年の女性)に出会いを呼びかけるサイトがあります。宿泊先を提供する男性は「神」と呼ばれ、プチ家出をした女性は「神待ち」=泊めてくれる人を探している女性という風に捉えられます。多くの場合、食事や宿泊先を提供する代わりに、男性は性的な行為によって見返りを求めます。中には金銭を提供する例もあって、神待ちサイトは売春行為の温床としても問題視されているようですね。

プチ家出をする対象者の多くは若年者であり、家出中は見知らぬ人物の甘い言葉に乗せられて、性的な被害に遭遇してしまうリスクが少なくありません。事実、ネット上で親切な素振りを見せながら、未成年者に援助交際を迫る事案などが数多く報告されています。近年、出会い系サイトは規制が強化されていますが、それでもSNS、携帯ゲームサイトなど、数多くのインターネットサービスが出会いの場として機能している現状があります。

ネット上の出会いは匿名性が高いため、一般の方が調査をすることはきわめて困難です。一方、警察は事件性がない限りにおいて、積極的に調査を行おうとはしません。ご家族が事件に巻き込まれる危険を回避するためにも、できるだけ早急に当社をはじめとする専門の調査会社にご相談ください。探偵や興信所は独自のノウハウ、データベースを有しており、早期の所在確認について多くの実績をあげています。

プチ家出の特徴は?行方調査のメリット

プチ家出については、対象者が遠方に移動していることはほとんどありません。当社が扱った過去の事例を見ると、その半数以上が市内、あるいは県内で発見されています。他の行方調査と同じく、失踪してからご依頼が早ければ早いほど、調査期間は短くなる(早期に発見される)傾向があります。調査期間の短縮は依頼者様にとって費用の節約にもつながりますから、できるだけ早い段階でご相談をお寄せください。

プチ家出をした対象者の宿泊先としては、友人の家、漫画喫茶、ネット上で知り合った他人の家、ホテルなどが挙げられます。近場にいる場合であっても、失踪先を特定することは困難なので、自力で調べることはおすすめできません。警察に届け出る方も多いのですが、誘拐による失踪など事件性のあるケースを除いては、警察の捜査に多くを期待することはできないようです。

行方調査を行うことは、ご家族、親御さんの気持を示すうえでも重要だといえます。たとえ家族間の不和が原因で失踪した場合であっても、そのまま放置された場合と、真剣に探して再会を果たされた場合とでは、対象者の気持も変わってくることでしょう。特にプチ家出を繰り返すケースについては、早急に所在を確認することはもちろん、家族同士がきちんと向き合い、話し合いを尽くすことが大切です。ご希望であれば当社が話し合いを仲介することもできますし、教育やソーシャルワークの専門機関をご紹介することも可能です。所在確認後の対応についても、遠慮なくご相談ください。