嫌がらせ生活から脱出したい人へ。自分でできる嫌がらせ対策方法

突然、なんの前ぶれもなく始まった嫌がらせに困っている方。憤りを感じている方。泣いている方。
連日起こる嫌がらせに怯え、耐え忍ぶ生活とサヨナラしませんか?
今からでもできる、防犯にも役立つ、嫌がらせ対策方法をご紹介します!

INDEX

まずは嫌がらせチェック!

嫌がらせとは、不特定多数の相手から意図的に不快な思いをさせる行為のことをいいます。

嫌がらせの目的は、相手に対する妬み・不満・悪意・憎悪があるから/自分と同じまたはそれ以上に苦しめたいから/ただなんとなく/目についたから/生理的に嫌悪するほどむかつくから/面白いからなどと、復讐による感情や理不尽な要求なものがほとんどです。

逆に、嫌がらせを受ける側から捉える嫌がらせを受ける理由や、嫌がらせを受けていると感じた行為はどういったものか。以下の項目をご覧ください。

  • 過去、知人・隣人とトラブルになったことがある
  • 職場でトラブルに巻き込まれた、または起こしたことがある
  • 過去に恨みを買うようなことがあった
  • 人に妬まれる覚えがある
  • 人から誤解されるようなことをした覚えがある
  • 自分のまわりで自分の悪評が流れている
  • 遺産相続問題で揉めている、または揉めたことがある
  • 愛車を傷つけられたことがある
  • 自宅敷地内にゴミを捨てられたことがある
  • 郵便物や洗濯物が勝手に開封されていたり、荒らされたことがある

嫌がらせをする理由とされる理由には少なからず共通点があります。恨みや反発を買った覚えがある場合は、それ相応の攻撃(嫌がらせ)をされるでしょう。

また、完全な誤解や濡れ衣を受けたことで標的にされた方は、悔しくも理不尽に振り回されたまま嫌がらせを受けなくてはいけません。稀に、互いに嫌がらせを仕掛け合うということもあります。

嫌がらせも短期間で済むものと、長期間に渡って行われるものがあります。また、期間に関係なく嫌がらせが内容の濃いものなら、トラウマや障害として残る場合があります。最悪、死に至る恐れも…。最悪の結末を迎える前に、穏便に、平和的に解決できる方法がないか、私たちといっしょに悩み考えていきましょう。

嫌がらせを利用せよ!

『嫌がらせされている』ということは、逆を言えば『嫌がらせがあった』ということです。
嫌がらせがあったことを証明するものがあれば、それを被害にあった証拠として警察や裁判の際に有力な武器となります。

【証拠として有力なもの】

  • 嫌がらせを受けている状況の写真または動画(日時が入っているもの)
  • 誹謗中傷の書かれた手紙やメールの原文
  • 無言電話や罵倒するような嫌がらせの内容が分かる会話の録音
  • 第三者からの証言

*この他に、嫌がらせが原因で身体的または精神的に治療・療養の必要があると判断された場合の医師の診断書も実害の証拠として有力な場合もあります。

探偵を利用せよ!

嫌がらせの証拠が中々掴めない場合は、探偵を利用しましょう。
調べることを専門としているので、短期間で多くの証拠や証言を得られるだけでなく、嫌がらせの犯人とその決定的証拠を押さえることもできます。

嫌がらせのする人の目星が分かっていても、それを決定づける証拠が見つけられずに悔しい思いをされている方は大きな武器となるでしょう。

証拠を持って警察へ通報せよ!

1・2で揃えた嫌がらせの証拠や証言、犯人の特定とそれを裏付ける証拠を持ち、いよいよ警察への通報です。早めの段階で警察へ通報したほうがいいのでは?と思われるかもしれませんが、証拠もない、犯人の目星もない状態で警察を呼んでも周辺のパトロールを強化します、で終わりです。

しかし、嫌がらせの証拠と嫌がらせの犯人、それを裏付ける証拠が揃えさえすれば大抵動いてくれます。犯人は連行されるので、嫌がらせは止みます。ここからさらに、裁判など起こそうものならこちらに負がない限り、証拠が揃っている我々に有利な判決になります。

嫌がらせの証拠を揃え、犯人が分かったとしても必ずしも警察に届けなくてはいけないというわけではありません。法に裁かれるだけでなく、和解という形で解決する方法もあります。
その場合は中立の立場である立会人を立てて誓約書を交わして解決します。
探偵に調査を依頼すると、その後の対応策への相談役として関連事務所から弁護士を紹介してもらえるので弁護士さんに立会人をお任せする方法もあります。