綺麗な隣人女性がじつはストーカーだった【調査体験談】

以前、当社にストーカー対策調査を依頼された方々にご協力いただき、実際にあったストーカー被害とその対策方法についてご紹介します。

現在ストーカー被害に悩まれている方。またはあなたの周りでストーカー被害に悩まれている方々に、少しでもお役立ち頂ければ幸いです。

隣室の女性にストーカーされています

(相談者:東京都墨田区在住 大学生 22歳男性)

就職活動を控えた大学4年生の時、ずっと空室だった隣室にすごくきれいな女性が入居しました。

隣の部屋なので、ゴミ出しの時とかエレベーターとかで鉢合わせることが多く、自然と会話もする機会多かったので互いのことを話すようになりました。

隣室の女性はAさん(仮名)といい、25歳の会社勤めをされていると聞いて、就職活動について話を聞くうちにアドレス交換をしてよく連絡をするようになりました。

たまに一緒に食事をすることもありましたが、それ以上は何もありませんでした。

それからしばらくして、家のなかの違和感に気付きました。

物の配置が変わっていたり、溜まっていた洗い物が片付けられていたり、洗濯物が片付けられていたりと違和感は日に日に強くなり、気味が悪くなりました。

僕はしばらく彼女の部屋に避難することにしました。しばらくしてから荷物を取りに一度部屋に戻るとゾッとしました。家具や部屋の配置は変えられ、彼女の写真にはナイフがつきつけられていました。

すぐに警察を呼び、部屋の中を調べてもらいました。騒ぎを聞きつけてAさんも来てくれました。

その時、Aさんの恰好に違和感を抱きました。

Aさんが羽織っているカーディガンは、失くしたと思っていた僕のものだったのです。でも、同じものなんてたくさんある。そう思いたかったのですが、Aさんには明らかに大きなカーディガンで、見れば見るほど僕のものだと感じました。

そのあとはすぐにまた彼女の家に戻ったのですが、Aさんのことが気になって仕方ありませんでした。

信頼できる大学の教授に相談したところ、こちらの事務所を紹介して頂き経緯を説明しました。

可能性としてはまだ薄いけど、Aさんの動向を探ることになりました。

方法としては、僕の部屋の数か所に隠しカメラをセットしAさんが来るか1週間チェックするというものでした。その1週間の間に僕はAさんとの連絡を絶っていました。

そして1週間後、調査報告を受けました。落ち着いてみてくださいと言われ見せられた映像に驚きが隠せませんでした。Aさんが、僕の部屋で自分の部屋のようにくつろいでいました。

しかも1日だけでなく、2日おきにです。たまに聞こえるチャイムや足音に敏感に反応してはベランダから自分の部屋に帰っているようでした。

僕の部屋で、僕の食器を使って食事をし、僕の服を着て、僕のベッドで眠るのです。

気が狂いそうな映像に気分が悪くなり、最後まで見ることはできませんでした。

調査員の方から、これを警察に持っていけば十分な証拠になると教えてもらいこの証拠を警察に提示しました。そのあとすぐにAさんは警察に連行されました。

Aさんは、「自分は(僕の)彼女なんだから家にいて何が悪い!」と述べているそうです。

何がどうなって自分を彼女と思ったのか理解に苦しみます。いくら美人でも、あんな行動をされても恐怖でしかありません。

彼女が連行されている間に僕は彼女と別の場所に引っ越しました。

このままではいつか彼女も狙われる可能性があるからです。

今、Aさんはどこで何をしているのか分かりませんが、あの一件以来戸締りを厳しくチェックするようになりました。