自宅や職場に盗聴機器が隠されているかもしれないと分かったら、騒がず迅速に対応するのが得策です。このページでは、今すぐにでも使える盗聴機器対策をご紹介します。

1.音を立てない

盗聴を仕掛けた犯人の狙いは、会話を拾い録音することです。

なので、盗聴されていると感じたらまず音を立てないようにしましょう。音を拾うために設置したのに音が出なければ意味がありません。これは仕掛けた犯人への嫌がらせにも繋がります。

会話をする必要がある場合や、音が出てしまうような場合はラジオやテレビを大音量でかけて会話を物音をカモフラージュしましょう。音を隠すのは音の中、というわけです。

2.部屋を暗くして、怪しいものには目隠しをする

盗撮機器の場合、室内を暗くすることで撮られるのを防ぎます。真っ暗な室内で写真をとってもどこで何をしているかなんて分かりませんよね。

しかし、中には暗闇でも対応できる暗視カメラが仕掛けられている場合もあります。その時は、デジタルカメラや携帯電話のカメラで探すことができます。

画面越しに赤外線を発光するものがあれば、それが盗撮機器です。場所を確認したら、布や板なので目隠しをして防止しましょう。とはいっても、暗視カメラは大変高価なものですし大きさもありますのでそうそう仕掛けられることはありません。

3.パソコンやモバイル機器をチェックする

盗聴・盗撮機器が仕掛けられているのを見落としやすいのが、パソコンやモバイル機器になります。

機能性に富んだパソコンやipadなどのモバイル機器には、カメラと一緒にマイク機能も備えたものが多いです。そのため、パソコン一台で盗聴・盗撮の両方を行うことができます。

これを防ぐには、カメラの部分を不透過性のテープで視界を防ぐのが有効です。モバイル機器も同様に、テープや布を被せてカメラを覆い隠しましょう。カメラ起動をしていなくても、無線LANを利用すれば遠隔操作で撮影することは可能です。疑いが晴れない間は、用心するに越したことはありません。

4.アナログ機器や固定電話を使用しない

アナログコードレスの電話での会話は、市販のレシーバーを使えば簡単に拾うことができます。

デジタルタイプの電話は、複雑な回路を使用しているのでレシーバーで盗聴されることはまずありません。しかしながら、アナログ・デジタルに関係なく自宅に備え付けられている電話線に仕掛けられている場合は盗聴される可能性があります。盗聴の危険性を感じられている間は、固定電話の使用を控え、携帯電話を使用しましょう。

携帯電話には高度な暗号システムが用いられているため、例え電波を捉えたとしても盗聴はまず不可能と考えてよいでしょう。

5.無線LANを使用しない

二重三重のプロテクト(保護壁)で守られている優先LANと違い、エリア内に入ってしまえば簡単に侵

入できる無線LANは大変危険です。最悪、LANの使用元であるあなたの個人情報などを除かれてしまう恐れもあります。余程のことがない限り、有線LANに侵入されることはないので一先ず安全だと考えて大丈夫です。

現在、職場や自宅で無線LANを使用している人はLANケーブルに切り替え、ルータとパソコンを接続しましょう。それができない場合は、使用しない時間帯には無線LANの電源を切ることで侵入を妨害することができます。さらに、無線LANのパスワードを複雑に、且つ制限ギリギリまで文字数でランダムに並べたものを使うようにしましょう。無線LANの親機の出力レベルを最小にすることで防ぐこともできます。多少手間はかかりますが、対処した分だけ効果はあります。

6.携帯電話対策をする

4で携帯電話での盗聴は不可能であると述べましたが、それは通話時に限ります。留守番電話に残された会話は、留守番電話サービスに直接侵入することで聞くことができます。留守番電話からだけでも、沢山の個人情報が分かります。

留守番電話サービスそのものを止めることで完全に防ぐことができますが、都合上できない場合は以下の方法で防ぎましょう。

盗聴されていることに気付いたなら、すぐに携帯のパスワードを変更します。初期設定や誕生日のままでは簡単に解かれ、セキュリティが甘くなってしまいます。また、留守番電話の記録を残さず消すようにする癖もつけましょう。

この他に防犯カメラも効果的です。言ってしまえば、防犯カメラも盗撮機器の一種になりますが、犯人や不審者に対して「見られている」という精神的プレッシャーをかけることができます。カメラを起動せずとも、分かりやすく目立つ位置に設置することで十分防犯措置になります。

いかがでしたでしょうか?盗聴機器があることを知り、混乱し怯えていては相手を喜ばせてしまうだけです。落ち着いて、しっかりと盗聴機器対策をとりましょう。