盗撮によって起こりうる犯罪と被害を防ぐための対策方法とは

盗撮とは、対象者の許可なく撮影を行う行為であり、対象者は羞恥し不安や嫌悪感を抱きます。
それに対して撮影者は、自分の欲のために行為を行います。そのためなら、どんな手段をも厭いません。盗撮によって起こりうる犯罪と被害、そしてその対策方法についてご紹介します。

≪女性を対象とした盗撮≫

通勤・通学中の女性に近づき、対象者に気付かれぬよう下着や体の部位を盗撮する行為は後を絶ちません。近年、増々高性能化している携帯電話やカメラなどを使って撮影が行われているため対象者が気付きにくく、盗撮され続けています。通常、携帯電話に内蔵されているカメラ機能を使って撮影を試みると、シャッター音がします。しかしながら、携帯電話の普及に伴い、店内での食事風景やイベントの様子など日常生活の様子をカメラで撮影する若者が増え、周囲にいる人々の迷惑にならないようシャッター音がしない設定機能やアプリが開発されるようになったために、無音のまま写真や動画を撮影することができるのです。

しかしながら、撮影時には必ずと言っていいほど撮影ランプが点灯します。または、携帯電話のカメラ機能を逆手に取り、盗撮していると思われる人物の手元にある携帯に対し、撮影画面を向けます。その際、カメラの部分が赤く光っているようなら撮影中であることが分かります。ただし、明るすぎる場所では確認がしづらくなります。明るさに気を付けてチェックしてみましょう。

この場合の被害者となる女性は、なるべく女性の近くに立って行動するようにしましょう。
例えば朝の通勤時に駅のホームへ上がる階段も、盗撮されるひとつの場面です。規則上、スカートでの通学・出勤が定められている方はスカートの丈をあまり短くされないことをおススメします。スカート丈が短ければ、その分スカートの下にカメラを差し込みやすくなります。けれど、スカート丈が膝丈ほどあれば、その分手の位置を下げてカメラを入れなければなりません。元々女性と男性では体格差がありますから、それを上手く利用しましょう。また、携帯を触りながら歩く男性には近づかないようにしましょう。特に、携帯を2つも持ち歩いている人や、きょろきょろと忙しなく周囲に目を配らせている人には注意しましょう。
女性の場合盗撮だけでなく、痴漢の被害に遭う可能性もあります。出来るだけ女性専用車両を利用するか、女性同士固まって乗車するようにしましょう。

≪幼い子どもを狙った公共施設の場での盗撮≫

まだ幼くあどけなさが残る子どもに性的感情を抱き、欲を持って近づき接触しようとする。或いは写
真に収めようとする変わった性癖を持つ人物による被害も実際に起こっています。
一見すると、公園に座り風景写真を撮っているように見えても、実際は幼児や女性の写真を盗み撮りしていた。なんてことも実際に起きています。特に、夏場の暑い時期には賑わう海水浴場やプールなどに赴き、遊んでいる幼児たちを許可なく撮影し、同じ性癖をもつ仲間にその写真を販売したり、ネットで公表したりする人物もいます。これらの行為は、プライバシーの権利を著しく侵害するものであり、児童ポルノ法違法として取り締まるべき行為としてみなされています。

このような行為から子どもたちを守るには、まず保護者自身が配慮しなければなりません。
不審者情報が上がっている地域近辺の公園や施設へ出かけることを止め、不審者を見つけたらすぐに警察へ通報しましょう。また、不用意に子どもから目を離してはいけません。ママ友たちと数人で出かけていたとしても必ず誰かは子どもたちから目を離さないようにしましょう。