探偵や興信所を選ぶときに皆さんが重要視するのは主に以下の3点です。

  1. 料金が安いか
  2. 調査力は高いか
  3. 信頼できる会社か

調査力が高いか、信頼できる会社かは、その探偵社の事務所に赴いて、実際に担当者と会って話をしなければわからないことです。

しかし、料金が安いか否かは、ホームページ上の料金表や、メールや電話による見積り依頼である程度判断できるものです。

では、なにを基準として、「安いか」「高いか」を判断すればよいのでしょうか。

「低料金の探偵社をどのようにして見つけるのか」で迷ったら、以下の①~③の3点の流れに沿って、探偵事務所に絞込みをかけてゆけば、おのずと「安い探偵事務所」が見つかります。

手順1:公表されている探偵社の料金アンケートを基準に低料金か否かを判断する

以下は、社団法人日本調査業協会という、600社以上の探偵社や興信所が所属する団体のアンケート結果です。

調査員1名、1時間あたりの料金

10000円以上~25000万円未満

36%

7500円以上~10000円未満

28%

5000円以上~7500円未満

24%

上記表を見ていただけたら分かりますが、調査員1名1時間あたりの料金が5000円~7500円の探偵・興信所が4社に1社も存在します。

つまり、インターネットを検索していけば、探偵社の4社に1社のホームページでこの料金設定が見つかるはずですので、ちょっとがんばって検索すれば、わざわざ7500円以上の高額な探偵社に頼まなくても良くなります。

また、5000円~7500円と幅がありますが、当然のことながら、5000円に近い値段の探偵社を選ぶ方が得することは明白です。

例えば、調査員2名で30時間の浮気調査をしたとします。

5000円で計算すると、5000円×2名×30時間=30万円です。

7500円で計算すると、7500円×2名×30時間=45万円です。

その差なんと、15万円も安くなるのです。

もちろん、30時間というのは、浮気調査の平均的な調査時間ですので、これが50時間、80時間となると、さらに料金に差が生じます。

さらに、案件内容によっては、調査員が2名ではなく3名必要な場合もあります。

そうすれば、単価の安い探偵事務所や興信所に頼めば、より多くの金額を節約することにつながるのです。

手順2:調査料金に経費が込みになっているシステムの探偵社を選ぶ

経費や実費は調査料金に含む探偵社を選ぶべき

でも解説しましたが、いくら調査料金が安くても、高い経費を請求されたのでは意味がありません。

下記は、上記団体が公表した、車両費(車やバイクを使った際に発生する費用)の相場です。

1日1台あたりの車両費用

15000円以上~20000円未満

16%

10000円以上~15000円未満

24%

無料

36%

調査の対象者が車で行動する場合や、タクシーに乗って移動する可能性がある場合は、調査にも車やバイクが必要となります。

浮気調査の平均調査日数がおおよそ5日程度ですので、仮に車両費を15000円とした場合、75000円もの車両費を経費として支払わなくてはなりません。

せっかく調査費用が安い探偵社でもこれだけ高額な経費を請求されたのではもともこもありません。

しかも、調査経費は車両費用だけではありませんので、経費が別途請求である探偵や興信所を選ぶと、結果的にまったく安くもなんともない金額を請求される羽目にもなりかねないのです。

そこで、①の要件を満たす探偵社からさらに絞りをかけて、

「経費もすべて調査費用に含まれる料金システム」の探偵・興信所を選び出しましょう。

①の要件のみ満たす会社は24%ありましたが、「経費込み」の料金システムとなると、おおよそその半分程度の数に絞られるでしょう。

面倒くさいと思われるかもしれませんが、この手順を踏むだけで、数十万円やそれ以上の費用を浮かせることもできますので、あと一歩がんばりましょう。

手順3:調査員の人数は原則2名、どんなに多くても3名の探偵社を探す

これまでに、「調査料金は1名1時間当たり、5000円に極力近いこと」「経費が料金に込みのシステムであること」といった説明をしてきました。

しかし、これら条件を満たしていても、

調査員の人数が多ければ、費用が安くなるはずがありません。

1時間あたり5000円の単価の調査会社に30時間依頼したことを例にすれば、

2名なら30万円、3名なら45万円、4名なら60万円です。

実は、悪徳探偵社の最も得意とする手口が、この「調査員人数の水増し」なのです。

ホームページには一見すると、低料金かと思わせる金額を提示しておいて、契約段階になると、

「今回の案件でしたら、4名の調査員は必要ですね」とうそぶき、高額な契約を締結させる手口です。

多くの方は探偵業界については素人ですから、相談員からそのように言われたら、「本当に4名必要なのだろう。。」と勘違いしてしまいますよね。

しかし、一般的な浮気調査や素行調査では、調査対象者が徒歩(電車やバスに乗車することも含む)で行動することがほとんどならば、2名の調査員で必要十分です。

また、対象者が車やタクシーで行動することが多い場合には、3名必要な場合はございます。

というのも、仮に2名で車両尾行をしてしまうと、調査対象者が車を降りて徒歩で移動を始めた場合、車両を運転している調査員は徒歩尾行できないので、残り1名だけで徒歩尾行しなくてはならなくなります。

1名だけだと、尾行していることが発覚したり、見失ってしまうリスクが生じるので、車両調査員1名に、徒歩尾行調査員2名が必要というわけです。

話がずれてしまいましたが、探偵料金を安く抑えるためには、調査員の人数を適正な人数に抑えなくてはなりません。

『自分が調べて欲しい人物が、車やバイクで移動することがなく、タクシーでの移動も考えにくい場合は、2名。

車やバイクで出かけたり、タクシーに乗る可能性もある場合には、3名。』

これを念頭に入れた上で、探偵社に見積もり依頼をだし(ネットの問い合わせフォームで、詳細を記載して、見積り依頼をしましょう)、上記人数を超える調査員の人数を提案してきた場合には、水増し請求の悪徳探偵の可能性が高いので注意が必要です。
※そもそも、見積りを出されたときに、調査員の人数も提示せず、金額だけ提示してくる探偵社はいい加減などんぶり勘定をしていますので、依頼は避けたほうがいいでしょう。

さて、調査料金や費用を安く抑えるための手順のおさらいです。

①調査員1名1時間あたりの単価が5000円~に近い探偵社を数社ピックアップする
②経費が調査料金に全て込みの料金システムの探偵社に絞込みをかける
③探偵社のホームページの見積り依頼フォームから「調査員の人数」を確認する