海外留学から戻って元カレに連絡したら音信不通【行方調査実例】

【相談内容】

依頼者(30代女性)と対象者は学生時代に知り合い、約3年間に渡って交際を続けていた。彼の就職、転地を機に男女関係は自然消滅してしまったが、それでも折に触れては連絡を取り合い、友人として良好な関係を維持していた。その後、依頼者は海外に1年間留学。帰国後、元カレに連絡を取ろうとしたところが、電話・メールともに音信不通であった。共通の友人に聞いた話では、依頼者の留学中に仕事を辞めるとともに引越しを行い、それ以降は所在が分からないという。行方の分からない元カレの所在を確認すべく、女性は当社に調査を依頼した。

【調査内容】

まずは唯一の具体的な手掛かりともいえる、男性のかつての勤め先にコンタクトを取った。その結果、退社後は実家のある関西に戻り、かねてからの夢であった飲食店の経営に乗り出す旨を発言していたことが判明。開業した店のあるおおよその所在地も把握することができた。次いで、当社は当地の業者名簿を入手し、男性の氏名を元に照会手続きを行った。残念ながら男性と一致する情報が見当たらなかったため、さらにインターネット上で新規オープンの飲食店を探す方法を採った。

その過程で浮上した店舗は約10件。全ての店舗にコンタクトを取ったものの、いずれも男性の店ではなかった。しかし、うち一軒のオーナーが男性の知り合いであるということが分かり、事態が急転する。そこはかつて男性が学生時代にアルバイトとして働いていた店で、接客や経営のノウハウを身につけた場所であった。オーナーと男性の交流は現在も続いており、彼の所在も把握していた。当社は人探しを依頼された事情を説明し、男性の連絡先を入手。電話で本人を確認し、調査終了となった。

【調査結果及びその後】

調査結果を依頼人に報告したところ、早速連絡を取り、無事再会を果たすことができたという。現在でもお互いにいい友人として、交流が続いているそうだ。当事例のように、調査の足がかりとなる情報が少ない場合には、聞き込みによる手法が功を奏する場合が少なくない。氏名が分かっている場合には、各種の名簿、データベースを照会することで得られる情報も重要である。

勤め先、あるいは不動産業者などにアプローチする場合は、担当者に警戒されること無く有益な情報を聞き出すために、相応のノウハウが求められる(探偵・興信所の調査であるということは伏してコンタクトする場合が多い)。親類や配偶者とは異なり、元カレもしくは元カノという立場では、情報提供に消極的な人物も多いので、自力による調査は難航する可能性が高いものと思われる。加えて、所在確認後の対応については、相手の現在の生活を尊重し、無理に復縁を迫ることなどせず、あくまで一定の距離を置いて接することが望ましい。しかしながら、再会した結果としてかつての感情を取り戻し、再び男女関係に至るケースも相当数あるようだ。