慰謝料はとれない!でも納得いかない方の為の彼女の浮気調査

彼女の浮気は,夫婦間のトラブルとは異なった問題を孕んでいます。

婚姻関係にある男女の場合,浮気は「不貞行為」と見なされ,法的な責任を負うことになるのですが,一般の男女関係には何ら制約が存在しません。

彼女の浮気も端的に言ってしまえば「浮気は個人の自由」だということになってしまうのです。

また,「浮気=関係の破綻」に結びつくケースも多く,男女がカップルを解消する直接の原因として,最も多いパターンの一つに数えられます。

では,彼女の浮気調査を依頼することにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

仮に浮気が発覚しても,慰謝料など金銭的な要求を行うことはできません。

しかし,気持に区切りを付けたいと言う方,今の状況を何とか打開したいという方にとっては,まずは浮気が行われているのか否か,その事実関係を知るために彼女の調査をすることこそが重要になります。

特に彼女が浮気しているケースについては,すでに彼氏に対しての恋愛感情が失われている場合が少なくありません。

問題の深刻さでいえば,彼氏よりも彼女の浮気の方が根が深いといわれています。

しばしば,女性は金銭的な目的で男性に近づくこともあります。

特に男女の関係に温度差があるカップルは,男性が一方的な思い込みで恋愛感情を抱いている,という例もあって,他の男性の存在が確認できても,一概に浮気とは断言できない事案が少なくありません。

自分で彼女の浮気調査をすることに伴うリスク

夫婦関係にある男女とは違い,一般的なカップルの場合には,彼女の浮気調査を自力で行おうとする方も少なくありません。

「探偵に依頼するなんて大袈裟だ」,「わざわざ興信所に調査を依頼して,事を荒立てたくない」などと考える方も多いようです。

しかし,自力での彼女の浮気調査には大きな問題点が3つあります。

まず挙げられるのは,失敗してしまうリスクが高い,という点です。

浮気調査の基本は尾行(素行調査)にありますが,お互いの顔が分かっている場合,秘密裏に尾行を行なうことは困難です。

加えて膨大な時間・手間を要しますから,日常生活に大きな支障をきたしてしまう恐れがあります。

浮気の事実を探っていることが相手(彼女)に発覚してしまうと,そのことがカップルを解消する直接の原因になってしまう可能性も否定できません。これが二つ目の問題点です。

一度「独占欲の強い男」,「束縛する男」だという風に見られてしまえば,イメージを回復することはかなり困難です。

三つ目の問題点としては,「犯罪被害に発展してしまうリスク」が挙げられます。

一定の限度を超えて執拗な行動に走ってしまうと,場合によっては「ストーカー」と見なされる可能性もあって,警察や弁護士など専門家が介入することもあります。

即ち,男性の側では彼女の浮気調査をしているつもりでも,いつの間にか犯罪の加害者になってしまう恐れがあるのです。

こうなってしまうと恋愛関係を維持することはきわめて困難ですし,復縁の可能性も絶たれてしまいます。

たとえ「自分はストーカーではない」という確信があっても意味はありません。相手(彼女)にとってどう見えるか,この視点を持つことが肝要です。

彼女の浮気の特徴は?

浮気をしてしまう女性には大きく分けて二種類の傾向が見られます。

最も多いのは,押しに弱いタイプの女性で,男性から強く迫られるとつい関係を持ってしまう,というパターンです。

この場合,彼氏に落ち度が全くないというケースも多く,話し合いの結果,彼女の浮気がなくなるという例が少なくありません。

興信所などを介して浮気相手の男性に警告する,という方法も有効です。

当事者(男性)同士が対面するとトラブルに発展する危険性があるため,第三者の介入をおすすめします。

もう一つよく見られるパターンとしては,「異性との交際に積極的な女性」の存在が挙げられます。

女性の社会進出に伴い,男性が思っている以上に女性の「性の解放」とも言うべき状況が進んでいます。

浮気そのものに罪悪感を抱かない女性も少なからず存在し,例えば金銭目当てで男性に近づく,といった女性も珍しくありません。

一方で,男性の側では女性の変化に追いついていないのが現状で,女性以上に女性の「貞節」的な価値を重んじる傾向があるようです。