妻も子どももいる夫が浮気をするには、必ず何か理由があります。
浮気をする方が悪いというのが一般的な意見ですが、浮気する側が浮気に至るまでの心境や環境を理解することも時には必要です。
妻子ある夫が浮気をする理由となる原因のほとんどは家庭に隠されています。
例えば、結婚前とは違う妻の生活態度にギャップを感じてしまい、妻へ以前と同じように愛情を向けることができなくなったから。
毎日遅くまで働いて帰ってきても家に帰れば声もかけず食事の支度もしない、罵倒しかしない妻や家族の態度に精神的に苦しい思いをして逃げたかったから。等々、家庭によって様々な理由があります。
時には、家族を守るために浮気をする人もいるようです。
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夫が浮気を考える、または浮気をする環境とは
具体的に、夫が浮気を考える、または浮気をする環境とはどんなものなのでしょうか。
これまで実際に調査した浮気の事例を挙げてみましょう。
新婚カップルの浮気
『結婚前と後で妻の生活態度が一変し、描いていた生活とかけ離れていたから』
『結婚後も相手の遊び癖が治らず、自分も浮気してやろうと思ったから』
子どもが生まれた家庭での浮気
『妻が子どもにかかりきりで、2人で過ごす時間が減って寂しかったから』
『子どもに時間をとられすぎて家事が疎かになり、荒れた家にいたくなかったから』
『妻が育児ノイローゼにかかり、育児放棄する様子がみられたから』
子どもがある程度手がかからない家庭での浮気
『子どもも成長し、それほど手もかからなくなったので自分の時間が欲しいと思ったから』
『子どもと妻の仲が良く、家の中で自分の居場所がなかったから』
『妻の遊び癖のひどく、子どもにも暴力を奮ってことが分かったから』
上記では浮気を考える、または浮気に至る夫が身を置く環境を3パターンご紹介しましたが、実際にはもっと複雑な心境を抱えていらっしゃいます。
もちろん好奇心から浮気に至るケースもあるので、全てを理解してほしいとはいえません。
けれど、浮気をされてもまだ関係を終わらせたくないと思うのでしたら、相手の考えに寄り添い、理解することから始めてみましょう。
浮気をしている間、夫は妻に対してどう思っているのか
浮気をしている間、夫は妻や子どもに対してどう思っているのでしょうか。
申し訳ないと思う方が大部分を占めるようですが、中には自分が浮気をするのは妻に原因があるとして開き直る方や、仕方がなかったとして自分が浮気することを正当化しようとする人もいます。
けれど、2人の間に子どもがいた場合は多少考え方や思いも変わってきます。
妻に対しては愛情を感じなくなったとしても、子どもについては変わらず愛情を抱いていれば妻ではなく、子どもに対して申し訳ないと感じるでしょう。
または、何もわかっていない子どもに自分がしていることは間違っていないのだと教え、自分に有利な状況を作ること。
浮気相手との再婚を考え、子どもを自分から遠ざけるための方法を作ること。
逆に、自分の元に子どもを置いて自分の社会的立ち位置を良いものにしていこうとする(実家の跡継ぎのために/世間体からみて自分のが被害者と思わせるため)、などというように、浮気に関する考え方や出方は様々です。
どちらにせよ夫が浮気中に抱くのは、妻や子どもに対する申し訳なさと、その罪悪感をどう誤魔化すか。正当化するかといった少々身勝手な感情が強い傾向がみられます。