初恋の人は結婚して一児の母になっていた【行方調査実例】

【相談内容】

依頼者(二十代男性)は数年ぶりに帰郷し、学生時代の友人と再会を果たす。その機に初恋の人である女性(小中学時代の同級生)について、近況を尋ねてみたが、消息を知る友人はいなかった。以来、彼女がどうしているのか気になり始めた依頼者は、その所在を確認すべく、当社に相談を寄せた。ちなみに、依頼者からはあらかじめ50万円という予算が提示され、この金額の範囲内で調査をして欲しい、との要望があった。

【調査内容】

初動調査として、まずは当時の同級生数名にコンタクトを取った。その過程で当時の連絡網を回収し、より広範な調査が可能となる。聞き込みによる調査を進めると、対象者は両親の仕事の都合で引越し・転校を繰り返しており、数年前に九州に至るまでの足取りを確認したところで、具体的な情報が尽きてしまう。

しかしながら、対象者の氏名が判明しているので、所在している可能性が高い九州の3県において、データベースの照会を実施、同姓同名の人物数十名の所在を特定した。次いで、調査員が候補者の身元を逐一確認したが、対象者の発見には至らなかった。そのため、結婚して姓が変わっている可能性も考慮し、再度洗い出しの作業を開始。候補者はかなりの数に上ったが、地道な確認作業によってついに対象者の所在が確認された。身元を確認する過程において、対象者が3年ほど前に結婚し、一児の母となっていることも判明。調査結果を報告したところ、依頼者はぜひ一目会いたいと要望した。

【調査結果及びその後】

依頼者は恋愛目的で調査を依頼したわけではなかったが、今になってわざわざ会おうと持ちかけるのも気まずいとして、「自然な形」での再会を要望。当然、探偵及び興信所に人探しを依頼したことも知られたく無い、と申しつけがあった。依頼者と対象者は学生時代に交流があったことを鑑み、当社は同窓会の実施を提案。旧交を温めるという形で、再会の場を設ける運びとなった。

初恋の人探しの進捗は、依頼者から寄せられた情報量の多寡によって大きく左右される。氏名、および実家の場所、共通の友人などがいる場合には、ごく短期間で所在が確認されることも珍しくない。当事例はむしろ例外的な案件であり、通常はごくシンプルな作業によって所在が判明する(そのため費用も低額になるケースが多い)。調査を迅速に進めるためにも、依頼者の立場からもできる限りの協力を。具体的には、過去にやり取りした年賀状、連絡網、当時の写真や卒業アルバムなどが有力な手掛かりとなる。

所在確認後の対応としては、当時の恋を成就させたい、という依頼者はむしろ少数であり、一目会ってみたい、旧交を温めたい、といったケースが多い。唐突にコンタクトを取ると無用の警戒心を抱かれかねないため、当案件のようにできるだけ自然なシチュエーションを用意することが望ましい。調査後の対応も含めて、探偵事務所、興信所からアドバイスを仰ぐといいだろう。