浮気癖が酷い夫の不倫の証拠を突き止め離婚したい【浮気調査実例】

浮気癖のある彼とできちゃった婚をした女性が彼に感じた違和感をきっかけに探偵に浮気調査を依頼した実例です。
(東京都江戸川区在住 主婦20代女性)

臨月になったら急に帰りが遅くなった夫の浮気調査

学生時代から交際を続けていた彼と、妊娠をきっかけに結婚して数年経ちます。

交際中から浮気が絶えない彼と結婚することに多少の不安はありましたが、妊娠が分かってからは私につきっきりで、以前よりもずっと真面目に仕事や家事にも取り組んでくれていたので、改心してくれたのだと安心しきっていました。

臨月間近になったあたりから、夫の帰りが遅い日がしばしばみられるようになりました。

そのことを尋ねると、夫は産後傍にいられるよう有給をとるために仕事を前倒ししているのだと答えたのでその時は納得しました。けれど、確かに子どもが生まれてからしばらくは帰りも早く、毎日病院に顔を出してくれました。産後は自宅からも夫の会社からもそう遠くない実家へと戻り、夫とは別居していましたが、毎日顔を見せにきてくれたし、週末は家族3人で過ごすこともありました。

これなら自宅に戻ってもきっと上手くやれるだろうと思い、1月ほど実家で療養した後、夫の待つ自宅へと帰りました。自宅に戻ると、思ったほど散らかってもおらず、むしろ落ち着いた内装で、見たことのないインテリアなども置いてありました。夫の趣味でも私の趣味でもないものでしたので、気になって聞いてみれば、出産祝いで頂いたものということでした。その日も言葉を信じ、受け入れましたがよくよく見てみると不審に思う箇所が多くなっていきました。

室内のインテリアだけでなく、台所や洗面所の物の配置が変わっていたり、以前は見かけなった小物類や服などが置いてありました。さらに、私と子どもが自宅に帰ってきてから毎週決まった曜日だけ遅く帰ってくるのです。毎回会議や接待があるからと理由をつけてきますが、会議で遅くなると聞いていた日に友人が夫を飲み屋街で見かけたという話を何度か耳にしていました。

一度、夫に浮気していないか尋ねると「そんなことするわけがない!」と怒り、その日は口を聞いてくれなくなりました。けれど、これは夫が何か隠しごとがバレた時に見せる反応でもあると理解していた私は、余計に夫の浮気を疑うようになりました。

子どもが生まれてまだ間もないのに、また浮気癖がでてしまったのかとがっかりしました。

今回の浮気を見逃しても、追及しても、夫の浮気癖は治らないでしょう。それはきっと、子どもにも寂しい思いをさせることになります。そう考えた私は、すぐに行動にでました。

まず、東京探偵興信所適正化協会の調査員の方にこれまでの経緯をお話し、私が夫との離婚を前提とした浮気調査を希望していることをお話しました。後々必要となる子どもの養育費を含めた慰謝料を請求するには、決定的な浮気の証拠が必要です。

私は自宅に監視カメラを仕掛け、更には夫のパソコンや携帯にも目を光らせました。調査員の方には、私が普段知ることができない夫の家庭外での様子を追跡してもらい、証拠を集めてもらいました。

夫の浮気調査を始めて2週間後、離婚を求めるには充分な浮気の証拠を得ることができました。

夫は確かに浮気をしていましたが、なんとその浮気相手は私が出産のため入院していた病院の担当看護師さんでした。退院した後でも定期健診などで顔を合わせていた、仲のよい看護師さんと浮気関係を作った夫は、件の曜日になると彼女の家で遅くまで共に過ごし、彼女が休みの日には会社の昼休みに2人でランチをしに出かけていることが分かりました。

また、彼女が頻繁に産婦人科に通っているところをみると、もしかしたら妊娠しているとも考えられます。子どもが産まれたばかりなのに、どうして余所でもそんなことができるのか。悲しむよりも腹が立って仕方がありませんでした。

私はこれらの証拠の品々を、私の両親と彼の両親、そして彼本人の前で提出しその場で離婚を申し出ました。両親にはそれとなく伝えていたのですが、彼側は全く予想していなかった事態に驚き、彼は青ざめていました。彼に話を聞くと、やはり看護師の彼女は妊娠していました。

その後、正式と彼とは離婚し今は子どもと2人実家で暮らしています。

彼はその後、浮気相手である彼女に今回のことが周りに知られてしまったことが原因で破局したと、友人から聞きました。夫と別れたことに未練はありませんが、子どもにはとても申し訳ない気持ちでいっぱいです。これから親子2人、どう生活していくかゆっくり考えていきます。