彼の元カノ編【嫌がらせ調査体験談】

嫌がらせは予想しないタイミングで突然起こります。また、それらの嫌がらせのほとんどは一方的な感情から押し付けられる迷惑極まりないものです。警察に通報しても、確定できる証拠がなければ話すら聞いてもらえない場合もあります。

このページでは、実際に嫌がらせの被害に遭われた方々の体験談とその対策方法についてご紹介しております。今も嫌がらせに悩む方々にとって少しでもお役に立つことができれば、幸いです。

彼の元彼女から執拗な嫌がらせを受けています(相談者:美容師 24歳女性)

行きつけのバーで出会った彼と交際を始めてからひと月ほど経った頃、自宅に無言電話やいたずら電話がかかるようになりました。さらには部屋の外玄関の入り口に虫の死骸や生ごみが捨てられるように。生ものが特に痛みやすい夏場には、玄関を開けると蒸し暑い熱気と一緒に腐臭が室内に入り込み、赤ら不快な思いをしました。同じ階の住人からは度々クレームが入るようになり、身に覚えのない嫌がらせなのに随分と肩身の狭い思いをしました。

度重なる嫌がらせに荒れたアパートに彼を招くことはできず、私が彼の部屋にお邪魔していました。
家に帰らない日が続けば、犯人も諦めて嫌がらせも落ち着くのではと期待していたのですが、事態は悪化していきました。
留守中には部屋のガラスを割られ、玄関扉には油性マジックで私の悪口を書き連ね、郵便受けには毎日「彼と別れろ」「疫病神」「ブス」などが書かれたチラシや手紙が。ある時は彼とのデート中の様子を盗撮した写真に赤マジックで落書きしたものが送られてきました。この他にも、悪質としかいえない嫌がらせが毎日続きました。

彼と別れることを強要してくる文面と手紙の字体から、彼は元カノによる嫌がらせと考えました。
彼と私は元カノが犯人である決定的な証拠を押さえるため、専門家(探偵)に調査を依頼することにしました。既に犯人の目星が立っていたことと毎日届く嫌がらせの数々のおかげで、証拠を押さえるのに、1週間もかかりませんでした。

やはりというか、これまでの嫌がらせも全て元カノによるものでした。(彼はそんな彼女の異常なまでの束縛に耐え切れず別れました)元カノは、「私が彼を一方的に誘惑した」「私は彼を助けるためにしている」と、なんとも身勝手な理由から嫌がらせを続けていたというのです。

しかし、彼女がこれまで私に対して行った数々の嫌がらせは明らかに度が過ぎていました。
調査員の方が新たに得た情報や証拠品を元に警察に被害届を提出しました。証拠品として十分な量をと内容のものを集めたので、警察にもすぐ対応してもらうことができました。
私の場合は彼が理解ある人で味方になってくれましたが、中には元カノを庇う人もいて辛い思いをされた方もいらっしゃるそうです。現状をよく見て、どうか被害者の方を支えてもらいたいものです。